漆器でイタリア料理

 

 

藤が丘にあるイタリアンレストランにて漆器で頂くイタリア料理の企画があり、漆器を使って頂きました。重箱や板皿に載せられた料理は以外にもマッチしているのではないかと思えました。漆器を使った洋食は自宅では当たり前の風景となっていましたが、皆さんの反応もよく、漆器を取り入れるきっかけになるのではないかと思えました。

 

すみやのお弁当

すみやのお弁当

おなかのなかから楽しくなれるような食べものをつくっている「すみや」さんにお弁当を作ってもらいました。
使って頂いているお弁当箱の修理の間、新作のお弁当箱を使って頂き、使い心地などを聞いていました。そして修理の納品時にお弁当を詰めて返して頂きました。受け取ってすぐに頂いたので、ほんのりまだ温かく美味しく頂きました。

 

すみや ウェブサイト

漆のお弁当箱は抗菌作用があることが、実証されています。なによりご飯が美味しく見えること、軽いことが素晴らしい。

アルミ弁当箱

幼稚園に通う娘のために作ったのはアルミのお弁当箱に漆を焼付け麻布を着せて作った小さなお弁当箱です。温蔵庫に入れるためどうしても木のお弁当箱では困るとのことで、作りました。
娘は皆が使っているキャラクターが印刷されたお弁当箱を欲しがりましたが、内側を朱色で仕上げたお弁当箱はご飯を美味しそうに見せてくれました。最後には娘も気に入ってくれていました。

 

娘のための弁当写真集

 

 

 

横浜美術大学公開講座 後期も開設します。

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横浜美術大学にて公開講座を開設しています。

前期は終了しました。
湿度が高く、塗りには適さない気候でしたが、なんとか皆さんの器が完成しました。
受講生の方々は、食卓での器のイメージを持たれていたので、迷うことなく良い器が出来ました。

今回、初めて後期の開設です。1枚の板から自分だけの器をデザインし、素地より制作してもらいます。皿、盆、プレートなどが作れる材料を予定しています。

かぶれに関しては細心の注意を払い制作してもらいます。
今回は1名のみ、すこしかぶれが出ましたが、他10名はかぶれることなく終了した様です。
後期はより気候的にかぶれにくいと思われます。さらに対策も考えたいと思います。

詳しくはリンク先より申し込み下さい。

期間 6日間 計11回

 9月20日(日) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

10月 4日(土) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

10月 25日(土) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

11月 8日(土) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

11月 22日(土) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

12月  6日(土) 9:30〜12:00 

定員 12名

申し込み締め切り 9月4日(金)

受講料他詳しくは  下記 木工入門より

横浜美術大学地域連携センター

※おかげさまで、講座は好評により抽選となることがあります。
初めて受講申し込みの方を優先したうえで、厳正に抽選を行っています。
どうぞよろしくおねがいします。

 

箸を塗ろうワークショップ くにたち さえ木

 

箸を塗ろうワークショップ くにたち さえ木 

くにたち さえ木にて 箸ワークショップを開催しました。
代官山 無垢里で開催した内容ですが、木地の用意ができたので、くにたち さえ木にて再度開催することが出来ました。
朝、9時半からというワークショップにも関わらず、みなさん早くから駆けつけていただき、心配した天気もなんとか持ちこたえ、テラスにて制作することができました。
漆の話に皆さん熱心にメモをとり、質問も頂き、有意義な時間となりました。
製作中、さえ木のご飯の準備の匂いと木々に囲まれ、国立にいるというより何処か山荘に出かけた様な気分を味わうことが出来ました。

制作を終え、漆の器に盛られた昼ごはんがテーブルに並ぶと、素晴らしいランチとなりました。ほとんどの食材が地元くにたちで採れたものだとのことです。

くにたち最後の秘境とも言える「さえ木」は「とっておきの教えたくないお店」という声も聞かれましたが、是非皆さんに庭の草木を見ながら料理を味わっていただきたいと思いました。

箸のワークショップは好評で、漆の理解を広める事ができるため、再度、代官山無垢里、くにたち さえ木でも開催したいと考えています。

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漆の話、箸を塗ろう くにたち「さえ木」にて  

漆の 話、箸を塗ろうワークショップを、くにたち「さえ木」にて開催することになりました。

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代官山でのワークショップでは多数の応募を頂きながら、定員オーバーのためおことわりすることとなってしまいました。そこでさえ木さんの協力のもと、ワークショップをくにたちで開催するはこびとなりました。ワークショップでは漆の話と扱い方などをお話しながら、箸を塗ることを通して身近に漆を感じて頂ければと思います。

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東京 国立 草木 いろいろ さえ木

草木いろいろ さえ木

作家物の鉢に入れた小さな植物たちの展示

植物栽培のアドバイス、鉢・用土などの販売

季節の野菜を使ったごはん、マフィン等の焼き菓子とお飲物の提供をしています。

 

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所在地   

東京都国立市 JR南武線矢川駅より北へ6分程度

国立駅より矢川行きバス 国立二中下車

東京都 国立市国立市富士見台4-1-3

開店時間  

毎週木曜日  第1、第3土曜日、日曜日

12時より 16時まで

展示などで不定期に開店時間が変更になることがあります。連絡の上お越しください。 

駐車場2台あり
お車でお越しのかたは甲州街道矢川駅入り口を矢川駅方面へ
国立二中交差点すぎて二本目の交差点左折

連絡先 090・8114・2108 (さえ木)
 
 

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草木と漆の器展 3

本日、さえ木による苔玉、ワークショップ開催されます。
6月10日(水) 13時〜 さえ木の苔玉ワークショップ
手ぬぐい、エプロンご持参ください。

本日は午後5時で終了です。

 

 

 

 

 

 

草木と漆の器展 2

本日、さえ木による苔玉、鉢植えワークショップ開催されます。

6月9日(火) 13時〜 さえ木の鉢植えワークショップ

        16時〜 さえ木の苔玉ワークショップ

鉢は持ち込み可。作家の鉢も販売しています。手ぬぐい、エプロンご持参ください。

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草木と漆の器展 開催中

草木と漆の器展 開催中です。

無事ワークショップも終え、漆が固まるのを静かに待っています。

今日のさえ木 限定ランチは以下になります。

メニュー

寝かせ玄米
かぶのすりながし
新ジャガイモのブロッコリーあえ
人参、ズッキーニのキャベツ巻き
トマトゼリー
蕗のピクルス
番茶

+ マフィン (ブルーベリーか甘夏)

本日6月8日(月)限定10食、漆の器にて提供します。

特別に友人の陶芸家 岩淵真理さんの陶板を箸置きとして見立て、使わせて頂きました。
料理共々大好評です。 

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漆の話、箸を塗ろう ワークショプ


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代官山にある暮らしの工房&ギャラリー無垢里にてさえ木との展示を行います。

その中で漆の箸のワークショップも行います。漆のワークショップは漆の話と扱い方などをお話しながら箸を塗ることを通して身近に漆を感じて頂ければと思います。

 

 

草木と漆の器展  さえ木 ×  林 宏

2015年6月5日(金)〜10日(水) 11:00〜19:00 (初日13:00〜 最終日〜17:00まで)   
代官山  無垢里

漆の話、箸を塗ろう 定員6名 約2時間半3800円(税別) 箸2膳を仕上げます。

7日(日) 13時〜

手ぬぐい、エプロン持参下さい。 ※かぶれには十分配慮して行います。 漆の基本的な知識や扱い方、箸を通して、より身近に漆を感じていただければと思います。
(制作した箸は後日郵便にて送ります。 送料込み)       

ワークショップ予約電話番号 無垢里 03−5458−6991

暮らしの工房&ぎゃらりー無垢里

〒150-0033東京都渋谷区猿楽町20-4 TEL:03-5458-6991 FAX:03-5458-8132
営業時間:11:00〜19:00 定休日:木曜日(他夏期、冬期の休み有り)
代官山アドレス方面へ出て徒歩三分 シェリュイとA.P.Cの間の路地約50m左手

 ワークショップはおかげさまで定員につき予約は終了しています。

東京 国立 さえ木 にて近日中にワークショップ開催を予定しています。

 

みること 3

note6見ることについて気になっている。写真と絵画のちがいについて考える時、デビッド・ホックニーが始めた写真を部分で撮影してつなぎ合わせる手法を思い出した。写真によるキュビズムや、視点の動き、遠近法にも踏み込んで表現できたのは画家の視点、絵を描く視点があったからなのだと思う。気になって図書館でなつかしく画集を見ていると、ホックニーが写真的視点について研究している「秘密の技法」を知った。カメラ・オブスキュラや、カメラ・ルシーダ、レンズを利用して絵画を描いてきた歴史を研究した学術書だ。最近イギリスで開催されたA bigger picture という展覧会のカタログには大きなキャンバスいくつも繋げて野外で描くホックニーの姿と9台のモニターを繋げた画面に9台のカメラ映像として風景を描いている姿がある。カメラについての考察を進化させているように思う。日本への巡回展があれば、久しぶりにホックニーの絵と映像を見てみたい。

草木と漆の器展 開催中

草木と漆の器展表草木と漆の器展案内

代官山にある暮らしの工房&ギャラリー無垢里にてさえ木との展示を行います。漆の器を作り始めた時から花の器も同時に作り始めました。完成した作品に草木が入ると、作品をとりまく空間ががらりと変わる様を体感してから、継続して花や、草木の器を作っています。さえ木さんとは以前より個人的に苔玉を作って頂いたりグループ展などでご一緒したことはありましたが、今回初めての2人展となります。

無垢里には食事スペースがあり普段より昼食、おやつが楽しめますが、今回日時限定で、さえ木の昼ごはんとおやつを漆の器で味わって頂くこととしました。東京国立にあるさえ木のお店でも出されている食事とお菓子です。

さらにさえ木の苔玉、鉢植え、漆の箸のワークショップも行います。漆のワークショップは漆の話と扱い方などをお話しながら箸を塗ることを通して身近に漆を感じて頂ければと思います。

草木と漆の器展  さえ木 ×  林 宏

2015年6月5日(金)〜10日(水) 11:00〜19:00 (初日13:00〜 最終日〜17:00まで)   
代官山  無垢里

昼ごはんとおやつ
さえ木の昼ごはんを7日(日)8日(月) 各日限定10食 漆の器にて提供いたします。
昼ごはん 1500円(税別) 子供ごはん  500円(税別) おやつ 400円(税別)〜 

ワークショップ
苔玉  各定員4名 約1時間    3500円(税別)
 9日(火)16時〜 
10日(水)13時〜

鉢植え 各定員4名 約1時間〜2時間 3500円(税別) (鉢は別途)
6日(土) 13時〜
9日(火) 13時〜

鉢は持ち込み可。作家が作った鉢の販売もしています。手ぬぐい、エプロン持参下さい。 苔玉や鉢植えを一から作ることで、その構造がわかり、枯らさずに育てやすくなります。

漆の話、箸を塗ろう 定員6名 約2時間半3800円(税別) 箸2膳を仕上げます。
7日(日) 13時〜

手ぬぐい、エプロン持参下さい。 ※かぶれには十分配慮して行います。 漆の基本的な知識や扱い方、箸を通して、より身近に漆を感じていただければと思います。
(制作した箸は後日郵便にて送ります。 送料込み)

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ワークショップ予約電話番号 無垢里 03−5458−6991

さえ木の昼ごはんは予約ではなく、当日12時からの先着順となりました。
お詫びし、訂正させていただきます。

暮らしの工房&ぎゃらりー無垢里

〒150-0033東京都渋谷区猿楽町20-4 TEL:03-5458-6991 FAX:03-5458-8132
営業時間:11:00〜19:00 定休日:木曜日(他夏期、冬期の休み有り)
代官山アドレス方面へ出て徒歩三分 シェリュイとA.P.Cの間の路地約50m左手

駅からの地図(map)

さえ木 : twitter.com/saeki_kusaki

林 宏 : www.hayashihiroshi.net

無垢里 :www.geocities.jp/mukuri_d/gallery-all.html

EXHIBITION OF PLANTS and LACQER WEAR 
at GALLERY MU-KU-RI DAIKANYAMA

KAZUE Saeki    ×  HIROSHI Hayashi

6/5/2015 (Friday)-10 (Wednesday) 11:00-19:00 (first day 13:00 ~ last day ~ up to 17:00)   

meal and snack. 12:00~
6/7(Sunday) 6/8(Monday) each days served lacquerware.(special lunch by SAEKI)
LUNCH               1,500 yen(tax not included)
CHILD LUNCH    500 yen (tax not included)
Snack                     400 Yen (tax not included)

workshop

MOSS balls “KOKEDAMA” : 1 hour   3500 yen (tax not included)
6/ 9 16: 00~(Tuesday)
6/10 13:00~(Wednesday)

plants put on the pot  ”BONSAI” : 1 hour ~2hour  3500 yen (tax not included) 

6/6 13:00~ (Saturday)
6/9 13:00~ (Tuesday)

chopsticks finish with URUSHI    2 hours half   3,800 yen (tax not included)  2sets
6/7 13:00~ (Sunday)

Please bring apron, towel.

(Chopsticks sends by mail at a later date. Including postage)

workshop reservation Tel. 03-5458-6991 GALLERY MU-KU-RI

20 -4 Sarugaku-Cho, Shibuya-ku, Tokyo 150-0033 TEL:03-5458-6991 FAX:03-5458-8132
Opening hours: 11:00-19:00 closed: Thursday day (other summer and winter holiday.)

(map)

横浜美術大学公開講座2015 

横浜美術大学公開講座2015に多数の応募いただきありがとうございました。

申し込みが締め切られました。

沢山の応募を頂いたため、抽選となり受講決定者に通知される予定です。

ありがとうございました。

 

みること 2

note102つの目で見て、それを平面上に描き、再度2つの目で見ること、それはなんの仕掛けもいらない3D体験であるということに気がついている人が少ないことに、友人と話をしていて気がつきました。多少の誤差はあれ、作者と同じ2つの目の視点に立ち、見るからこそ、立ち上がり、広がる世界があるということ。だからこそ、絵画はオリジナルでなければ体感できない。もっとも作者が両目でよく対象を見ている条件での話ではあります。ステレオ写真を裸眼で見ることも出来ます。見えた時の驚きこそあれ、その体験は薄い立体感でしかなく、ましてや写真をトレースした表面的な絵では全く表現できないことなのです。絵画の前に立ち、作者の視点で追体験する時に見えてくるものがあるということ。絵画の鑑賞法にきまりはないのですが、作者の目線で追体験することと、少し離れた位置から絵画を眺めて、絵に向かう作者の姿を思い描く目線で見るのも好きな鑑賞法です。そんなことを考えていると、写真家の視点はどのようなものであるのかも気になっています。

漆かぶれ 猫の場合

mou01家で飼っている2匹の猫は仕事部屋には完全入室禁止となっていて、事有るごとに隙あれば忍び込もうと、日々狙われています。絶対に入れないという心構えは出来ているつもりでも、その隙を見事について侵入するのが猫です。最初に入ったのは白い猫。漆刷毛を洗うための油壺の中に尻尾をしっかり浸してから脱出したようで、朝起きてみると廊下に見事な一筆書きが描かれていました。 油と漆が混じったドロドロのしっぽに困っている猫を丁寧に石鹸で洗い、なんとか事無きを得ました。

on012回目は茶縞猫、仕事場のドアを厳重にしようと、試行錯誤している隙をつかれました。今度は漆とれたての原液を踏み破ってあふれた漆にしっぽがふれてしまった様です。今回は漆原液、しかも日本産の漆だったため家族には絶対近づかない様にさせて猫洗いから床掃除まで大変な騒ぎなってしまいました。猫の尻尾は半分漆が固まりかけていたので、毛を短く刈るしかありませんでした。しばらくして猫の尻尾は一部分すっかり毛が抜けて、焦りましたが、もりもりと毛が生えて立派な尻尾に戻りました。

漆が着いてしまった妻のお気に入りの麻のカーテンやシーツは漆作業用の布巾やウエスとなり一件落着?シーツやカーテンは買えるけど、猫の健康は売ってないということで、、、

妻に、そして貴重な日本産漆に、なによりも猫達に!!ごめんなさい。

漆かぶれ

note6

漆を扱うと、今でもかぶれます。一番最初に触れたときは全身が腫れましたが、今では付いたところだけがかぶれます。かぶれると、かゆみがあり、赤く腫れ上がり、しばらくたって、かゆみとともに腫れが引き、場合によっては皮が剥けて、つるつるの肌になっておしまい。掻いたりしなければ痕になったりすることはない。化学塗料や接着剤などによるかぶれはそうはいかない。漆のかぶれは何か交渉の余地が残されている様な気がするのです。

かぶれないために一番良いことは漆に触れないことですが、体調を整えることも大切です。お酒を呑まないこと(血行が良くなると痒い)、油膜で皮膚をガードすること、例えば日焼け止めやファンデーションを塗ることである程度効果があるように思います。漆を塗ってみたいということであれば、どんどん仕事をすることを薦めます。適度に美味しいお酒も。ある程度日常的に漆と関わっているとかぶれにくいような気がします。そして漆を扱っている人の肌はきれいな人が多いような気がします。

 

横浜美術大学公開講座2015

 

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横浜美術大学にて公開講座を開設しています。

今回は漆椀を木工轆轤にて自分だけの器をデザインし素地より制作してもらいます。

かぶれに関しては細心の注意を払い制作してもらいます。

詳しくはリンク先より申し込み下さい。

期間 6日間 計11階

5月16日(土) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

5月23日(土) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

6月  6日(土) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

6月20日(土) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

7月 04日(土) 9:30〜12:00   13:00〜15:30

7月18日(土) 9:30〜12:00

定員 12名

申し込み締め切り 5月1日(金)

受講料他詳しくは  下記 木工入門より

http://www.yokohama-art.ac.jp/society/first/adult.html

 

菜箸

saibashiお箸に気を使っている人はいても、料理で使う菜箸にこだわりがあるという人は少ないのではないでいしょうか。中国で箸の調査する機会があり、工場で目にしたのは持ち手が錦色のよく見る竹の菜箸でした。全て日本向けに作られているという工場は、ウレタン塗料の匂いが充満する中、日本の漆器産地が書かれたダンボールの山に修められ、出荷の準備を待っていました。その光景を見て、すぐに菜箸を作るようにしました。料理のヘラも漆で使うヘラ木で作りました。消耗品だからこそ、少しずつ身体に取り入れている可能性もあるわけで、台所道具には心配りと、視線をむけてあげたいと思う。

製菓用ヘラ

matfer妻の製菓用、マトファーのパレットナイフが届いたので見てみると、持ち手の木部と金属部分とのコントラストがなかなか美しい。しかし手にしてみると持ち手は案外ザラザラとしていて、どうも持ち心地が悪いというので、サンドペーパーを掛け、漆を染み込ませ、溜塗りで仕上げると、それは手に吸い付くような感覚で、とても使いやすそうな道具になりました。ついでに金属のシフォンケーキヘラは型から外す時に金属同士こすれる音がするのが嫌だというので、専用のヘラも木で作り、漆で仕上げてみました。腕前はさておき、お互いにヘラがいかに大事かということや、やはり道具は美しくなくてはいけないということを確認しました。形から入るという言葉がありますが、道具の美しさにほれて、何かを始めるのも悪くはないことだと思います。